これまで高級筆記具かつロディアのNo.12合うペンで探していたのでLamyのスクリブル(Scribble)で落ち着きましたが、実は普段から使っているロディアのNo.11では、今回紹介するトンボの「リポーター コンパクト」を活用しています。
ということで、機能などを紹介していこうと思います。
トンボ リポーター コンパクト
この「リポーター コンパクト」は、その名前のとおり全長わずか117ミリで黒・赤・青・緑の4色ボールペンにも関わらず軸経わずか12ミリというスリムかつコンパクトな4色ボールペンなんです。
一応、長さのイメージが伝わるように写真を撮ってみました。
左がモレスキンのポケットサイズ。右側がロディアのNo.11です。ご覧の通りかなり短いです。
しかし実用的なサイズなので、普段使いにもビジネス、現場での使用に問題はないと思います。
メーカーは実用的なコンパクトサイズを追求しているだけあって、細かい所に気を使っている印象です。
例えばペンクリップ部分はバネ式を採用しているため、クリップボードやノートに挟むときでもバネで広がり壊れにくくなっています。
私のようにロディアをカバーをつけて使っていればそこまで気にならないですけど、フィールドワークや現場などタフな場所ではノートやボードに直挿しということも往々にしてありますから、そういう部分で折れとか落ちることを気にしないくていいのは助かります。
またノックボタンの形状が色ごとに違っていて、指先だけでインクの色を選ぶことができます。このアイデアは看護師から、夜間に薄暗い中での勤務中、色の切り替えがスムーズにしたいという意見があったのをヒントにして生まれたそうです。
ちゃんと現場の声を聞いて開発した、というところも実用的な部分に繋がってきますよね。
さらに現場で使うということを考えられているためか、ストラップ付きのモデルも販売されています。今回のようにビニール包装されているものがストラップ付きです。
このストラップは、約1.5kgの力が加わったとき安全のために接続部分が外れるタイプになっています。
もちろんストラップを外すこともできますし、そもそもついていないモデルもあります。
ちなみに簡単ですが試し書きしてみました。
ライトな書き心地で悪くはないです。
ジェットストリームに比べるとやや粘度の濃い感じがしますが、カスレもなく良く書けます。
ちなみに本体の中身はこのような感じですね。
特殊な長さのリフィルを使っているため、他メーカー製では対応するものがありません。
ですのでどうしてもジェットストリームインクにしたい…と言うような方は改造するしかないですね。
といっても、書き心地悪くないですし、値段も手頃ですぐ使えるのがメリットだと思いますから、あえてそこまでしないほうがベターかもしれません。
ロディアカバーに挿すとこんな感じ。
一応、ロディアNo.12とNo.11のカバーに挿してみました。
どちらも長さ的にもちょうど合うのでいい感じになります。
4色コンパクトの割にスリムなのでペンホルダー部分への収まりはいいです。
ただ前もって太さをペンホルダーに合わせていれば、というところだけはご注意ください。
ロディアに合わせた4色ボールペンが欲しい方や短い軸で便利な4色ペンが欲しい方には最適な一本ではないでしょうか。
そして実用的だし価格も安いと来ているので、ガンガン使っていけるのも良いところだと思います。
良いかもって思ってくれた方はぜひぜひお試しください。
もちろん文房具屋でも販売しているはずなので、サイズや軸経の太さが気になるという方は実店舗にてご確認くださいませ。