これまでにもいくつか紹介してきましたが、海外メーカー製で人気のあるもののうち「クロス」というメーカーの「テックスリー」というものがあります。
シャープペンシル+黒・赤の2色ボールペンに加えて、ヘッド部分にスタイラスを備えるなどデジタル世代に対してのアプローチも早かったのがこの「テックスリー」。
サイズ感も比較的コンパクトで、全長は139mmですが軸径は9.5mmととてもスリムになっています。重さも23gと真鍮素材の割に軽く作られているのもこれの特徴かと思います。
またカラーラインアップも5種類とこの手の高級筆記具にしては選べるものが多いのもポイントでしょうか。
ということで、購入した「クロス テックスリー」を開封しつつレビューしていこうと思います。
テックスリーを開封
今回はAmazonで購入していますが、他にも色々買ったのでここから。
外側のつつみを外します。
結構、重厚感のある箱です。プレゼントにはちょうどよい感じです。
ただプレゼントにあたって注意点が必要なんですよね。このペンに限らず海外製では注意するべき基本的なことなので後ほど書きます。
箱を開けるとこのように入っています。
今回購入しているのは、「クローム」というカラーの製品です。(Chrome…)
オレンジ色の紐を引っ張ると、下に取扱説明書や保証書の類があります。
取り出してみました。
実は「テックスリー」だけでなく「テックフォー」という3色ボールペン+シャープペンのモデルもあるのですが、どうやら廃番になったというウワサを聞きましたがどうなんでしょうかね。
こちらがスタイラスの部分。シリコン製です。
一応スタイラスで試し書きしてみましたが、相手がASUSのChromebook C101PAだったりするのであまり参考にならないかな。
反応はまぁ、オマケ程度に思って頂ければ良いかと思います。
そしてこれが中身です。
「テックスリー」は一方向へのツイスト式でペンを繰り出すので、リフィル替えやペンシルの芯を詰める場合には、本体下部を引き抜く感じで取り外します。
そしてこのインクがまた問題なんですよね。
Amazonレビューなどでも書いてありましたが、プレゼントしたは良いけどインクが出ないっていう話があったようで、ここはどうしても海外製のボールペンにありがちな事故かと思います。
実際に私も書いてみました。
シャープペンシルはもちろん大丈夫でしたが、黒ボールペンは2〜3度書き出してようやくインクがでましたが、ご覧のとおりカスレています。赤に関しては論外でした。
クロスだけの問題ではありませんが、海外製のインクはどうしても固まって出ないことが多々あります。
それがプレゼントしたものだったりすると…。
ということで私はさっそくインクを入れ替えています。
このクロスも4C規格のリフィルに対応しているため、ジェットストリームの替芯などに取り替えることが可能です。
なお国産だとインクの問題はとても少ないので、さすがだなぁと思います。
あと個人的に気になったポイントは、ペン先の入れ替えが一方向に回して行かないといけないのでちょっと面倒くさいこと、回すとき少々硬いというところです。といっても慣れればすぐなのでそこまで気にすることもないかなあと思いますが。
まとめ
ということで、クロスの「テックスリー」を紹介してきましたが、いかがでしょうか。
高級筆記具の多機能ペンの中では割りとお手頃に購入することができますので、ご自身でお使いになる場合でもプレゼントでもちょうどよいボールペンかと思います。
インクの問題は切っても切り離せないところがありますが、今は国産品でもうまくフォローできるようになっていますから、ダメならインクを入れ替えるということを考えて頂ければと思います。
豊富なカラーからお気に入りの1本が見つかればぜひ手にしてみるのもおすすめです。