最近、モレスキンのポケットサイズとラージサイズを使っていたんですが、ふとポケットサイズの活用機会が減っていることに気づいてしまいました。
かと言って、持っていないのも不便なことがあるので、同じような大きさで薄く軽いノートを探すことにしました。
何だかんだ探したところで、ふと思い出したのが無印良品の「パスポートメモ」です。
値段も安いし、入手も比較的簡単だし、小さく軽くて薄いとまさに狙ったとおりのものです。
実は真っ先に浮かんでいたのは、同じくモレスキンのカイエやヴォランなんですが、ちょっと高級過ぎてもったいない気がしたんですよね…。
ということで今回は、無印の「パスポートメモ」 を「モレスキン ポケット」というか「カイエ」の代わりに使おうと思うので、あれこれ違いなどをみていこうと思います。
無印のパスポートメモ
今回購入したのは再生紙を使用したバージョンを3種類。
以前使ったことがあるやつは違ったような?と思って調べてみたところ、再生紙版と通常版の2種類があるようです。
無地・方眼・ドット方眼
なぜ色が分かれているかと言えば、ご覧のとおり3種類の罫線が存在します。
ちなみに、私はモレスキンのポケットサイズで、最近よく無地を使っています。
たまに気分を変えようと、ラージサイズをドット方眼にして使ってみたら結構イイカンジにフィットしたので、「無印パスポートメモ」にもドット方眼があるのは嬉しいことだと思います。
といっても、ひとつは無地ですが。
価格は税込み120円
何より嬉しいのはコレですよね、
いずれも1冊120円という比較的安価な値段で購入することができます。
また最近は、無印良品の店舗以外にもコンビニなどの別店舗で購入することができますので、入手性も比較的良くなっていると思います。
恒例の裏抜けチェック
ということで次は、紙もの恒例の裏抜けチェックをしていこうと思います。
表面
基本的にはどの用紙も同じ再生紙なので、今回は代表して方眼ノートで試してみたいと思います。
汚い文字で大変恐縮ですが、各インクこんな感じです。
書いた面では、滲みなどもなくマーカーなどでも問題はないため、おそらくほとんどのインクで書くことに問題はないかと思います。
ただ紙面がツルっとしているので、あまり多量のインクが載ったり太字の水性ペンなどでは乾きが遅くなるかもしれません。
裏面
こちらが裏面です。
概ね問題はないと思いますが、万年筆インクの場合、というかインクが載りすぎている場合だと裏抜けっぽくなるようです。
その点に注意すれば、万年筆でも問題なく筆記できますし、裏面に気を使わなくても良さそうです。
ただ120円だと思えば、十分過ぎる紙質だと思います。
「モレスキン カイエ」とサイズの比較
当初の目的であった、モレスキンのカイエとサイズを比較してみようと思います。
サイズの違いはこんな感じです。
またカイエは後ろ8枚(16P)を切り取ることが可能になっていますので、直付けのページはどちらも同じ枚数で、モレスキンのみプラスαという感じです。
縦に僅かに長いですが、基本的な筆記スペースはそこまで違いはないように思います。
ただモレスキンの場合は、ポケットが付いてるのが便利なんですよね。
私もこのポケットは便利だと思いますし、モレスキンも好きなのでカイエも使いたい気持ちはあるのですが…。
パスポートメモにも、コレに関わらずですがフセン式のポケットをつければ解決します。
少し調整すれば、ロディアのNo.11も入れることができるので、基本的にはカイエと変わらぬ使い勝手を得られるように思います。
そして何よりフセンと併せても、値段は無印パスポートメモの方が安いので、よっぽどのコダワリを持たない限りは、カイエでなくても良さそうです。
似たサイズの他のもの
基本的にはカイエの代わりになるものを探していたので、参考までにいくつか似たような商品を紹介しておこうと思います。
フィールドノート
ご存知の方も多いと思いますが、アメリカでメジャーなポケットサイズのメモ帳です。
ただ国内外問わず、モレスキンと同等価格の高級路線のため、使い捨てるにはちょっと勿体無い気がします。
コクヨ 測量野帳
これは皆さんもご承知のとおりだと思いますが、我らがコクヨの測量野帳です。
近所の文房具屋にも置いてあるほどメジャーで安価なノートなんですが、今回の目的ではハードカバーな感じと縦長すぎることがネックで採用を止めています。
罫線はスケッチが好き。
トラベラーズノート パスポートサイズ
これも候補として考えたのですが、カバーを着けることが前提だと思うと、モレスキンのソフトカバーでもよいわけですし、そうなると結局今回の目的とズレてしまうので残念ながらこれもやめることにしました。
ひとまずパスポートメモに落ち着く
ということで、今回もあれこれ悩んだ結果、無印良品のパスポートメモに落ち着いたという感じです。
とにかくメモっておくにはお値段的にもサイズ的にもちょうどいいので、しばらく使ってみてどんな感じかな…というところです。
おそらくこういったメモやノートについて、色々試してみる方も多いと思いますので、何かの参考になれば幸いです。